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娘とともに自分を見失いがち。
庭のアーティチョークが食べごろなのだ。
お湯で15分ほどゆがいたら
外側からがくを一枚一枚千切って
オリーブオイルとマスタードと塩と胡椒を混ぜた
ドレッシングにつけて食べます。
ンマーイです。かぶらのような、たけのこのような、ユリ根のような味。
まるで自分が伊丹十三になったような
優雅な気分になれます(芸能界いちのアーティチョーク好きだったそうです)
さて、以下が本文ス。
≪倫理・道徳≫
親になったら子供を叱らねばならないらしい。
「きちんと」叱らないで、
子供が暴れていたりすると「あの家(親)はしつけがなってない」と言って後ろ指をさされるわ
村八分だわ、ロケット花火を家に打ちこまれるわするらしい。
ああ、怖いよー。
一体私にそんな事が出来るだろうかよ?!と思う。
昨日のことですが
ぬまぶはマルイにあるパン屋さんのイート・インコーナーに居た。
腹がヘッテイタので菓子パンをもぐもぐ食べながら、本を読んでいたんだ。
オモチロイ新書だったので結構夢中で活字を追っていたのだが
ふと、視線を感じて顔をあげると、4歳くらいの女児のまんまるい黒目にかちあった。
ナナメ前のテーブルに母親と座っていた彼女はぬまぶと視線が合うと、
まっすぐ右手でぬまぶを指差しながら、おもむろに歌い出した。
「いーけないんだ♪いけないんだー♪
いーけないんだ、いけないんだー♪」
へ?!わたし?!
不意打ちをくらい、ぬまぶはヒョトヒョトと回りを見渡したけれど
彼女が指差しているのは確かにぬまぶだった。
「コラッ○○ちゃん、そんなことしちゃダメ!」
青ざめた母親が慌てて女児の手をはたく。
・・・・・・。
・・・いや、いいんです。彼女は正しい。
モノ食べながら本を読むのはお行儀悪いことだよね・・・・。
きっと○○ちゃんはお母さんにいつも
そうやって言われてるんだよね。
すみません、
私こそ大人のくせに(ついでに妊婦のくせに)
見本にならないふるまいをして・・・・。
その歌さ、四半世紀前にぬまぶもよく歌ってたよ・・・。
まだ歌い継がれているんだね・・・。
譜面におこしてみました。
(小林武文氏監修)
それにしても、ここで着目したい問題は、
いくら幼児で人の年齢についての判断力が未熟であるとしても
どう見ても「大人」のぬまぶに初対面でその歌を歌うかや?!
という点にあるのである。
確かに、通常まん丸いメガネをかけているぬまぶはよく「くいだおれ人形」
に似ていると言われるので子供には幾分親しみ易い容姿をしているのかも
しれないけど、それだけが理由ではないよね。
親しみ易いというよりも、
おそらく子供に「こいつは同等だ」と認識されてしまう傾向があるんだね。
つまり「なめられ易い」ということが確かにあるのだ。
先週は姪っ子の三歳児とガチで家遊びをしていたのだが
彼女はぬまぶ以外の人は「オジイチャン」「オバアチャン」
「マルマルちゃん(もう一人の叔母さんのこと)」と普通に呼ぶのに
何故かぬまぶのことは「ぬまぶ」と呼び捨てにする。
で、
その日は「使い終わったサランラップの芯でビニールボールを打つ」
という遊びをしていたのだがこの娘、はじめは大人しくボールを打っていたが
そのうち興奮しだして、ぬまぶの頭をポカポカ打ちだしたのである。
これはいかん、と思い
「これ(サランラップの芯)はボールを打つものであって
ひとの頭を打つものでは無い」
とまじめに説明したのだけれど
お説教のあとにも
彼女は興奮覚めやらぬかんじで
瞳の光もらんらんと
隙あらばもう一発打ってやろうとしているのが明らかなのである。ぜんぜん効かぬ。
(姪っ子の名誉のために断っておくが姪っこは普段はよくしつけられた優しい良い子です。
だが何故かぬまぶといる時は線がひけなくなってしまう、と回りの大人は口をそろえて言っている)
そういえば、大学生だった時にも
5年間も「塾のせんせい」をしていたのだが
「せんせー、せんせーは本当に頭がいいんですか?うそなんじゃないですか?
いつも口あけっぱなしだよ」
とか失礼な事を言う生徒がいたな。
今でこそ、頭のネジもボディラインもゆるゆるで、相応の「おばあちゃん」になってしまったが
ぬまぶの母親はとても厳しい人で
娘たちの「しつけ」という点に関してはかなりピリピリ頑張っていたと思う。
母親が怒るのは怖かったし、ドスの効いた声や
三角に吊り上がった目を今でも鮮明に思い出す事が出来る。
しかし、皮肉なことに
あれだけ必死に行われた「しつけ」を私は成長の過程でことごとく転覆させてしまった。
飴ダマひとつ舐めるのも「座って、口のなかで転がせ」と言われていたのに
高校生になったら
私は制服のまま多摩川土手で焼き鳥を歩き食べする娘(しかもひとりで)になってしまった。
まんがは読んでも買ってもいけないかったのに
私はまんがを描いて小銭を稼ぐようにになってしまった。
「お勉強」が出来る子になるように母は私に「あやとり」を強制し
時には泣きじゃくる私をはがいじめにしてまで「ロンドン橋」をマスターさせたのに
私は「お勉強」が出来るようにはならなかった(後に普通に勉強したら成績は上がった)。
自分のそういった変遷を知っているので
なんかこう、強気に、ちゃんとしつける気になれないというのもあるんだなあ。
しかし、「子供になめられ易い」「自分の成長過程にしつけの成果を感じられなかった」
という理由のほかに
やっぱり一番問題なのは「自分のなかの道徳の規準が分からない」というのも
あるのだなあー。
「言語社会」研究科なんていうたいそうな名前の機関で
やらんでもいい研究をしてきたにも関わらず、倫理・道徳を司る
私の言語能力は勉強すればするほど落ちる一方だった。
興味本位でポストモダン、とかポストポストモダンとか浮かれて相対化してたバチが
あたったんだな。きっと。
カントの「判断力批判」の読書会とか出席してたんだけどなー。
結局、「何かすごい」ということは分かったけど
「定言命法」とか分かったようで分からぬままよ。
なんとなくこんな子はイヤだなあーというイメージ(ヒップホップの格好してヒップホップをこれみよがしに踊る子供はイヤ!とか。)はあるけれど、
全然理由ないもの。ただの好みにすぎないなー。
好みと定言命法は違いますよネ。
「なすべきことをなせ」
って
今の私には、さしあたり陣痛に耐えて
子供を産むことしか思いあたらないなー。
「腹をくくれ」という意味じゃないよね。
誰か教えて下さい。
管理人のみ閲覧可
世間につまはじきにされとりますが…
教育するにも、ハードディスクに欠陥があるので理解不能のときもある。
道徳なんて教えるのは何年先でしょうか…
世の中には、そういう子供もいます。
なるようになれ!!
しつけなんて、子供が出てこないと
作戦考えられないぞ。
無事お産が済むように祈っています。
>しつけなんて、子供が出てこないと
>作戦考えられないぞ。
>無事お産が済むように祈っています。
確かに。出てこないとどんな子か分からない。
出てきているのにちゃんとどんな子か見ないで
とんちんかんな「しつけ」をするのが怖いなあ、とか
ついナーバスになってしまうけど
とりあえず、どーん、と構えたいなあ。
うんうん、そうゆうのって大事よ。
しつけだ何だの前に、まず自分をしっかり見据えないとなぁ…と、自らを諌める日々でございますよ。
祈・安産!!
>
>祈・安産!!
親のこと、子供は残酷なまでによく見てるよね(自分がそうだった)。
今度は自分が見られる番なんだなー、と思うわ。
ヒプホプ云々は完全に好みです。
昔、天才少女美空ひばりを、サトウハチローが
「笠木シヅ子の真似をするこまっちゃくれた嫌な餓鬼」
と評したそうだが、それとたいして変わらないレベル。
美空ひばりのことはとても好きです。
アーティチョーク、食べた事ないから何ともいえんけど、美味しそう。自分で作ったアーティチョークならなお美味しいんだろうね!
お母さんになる不安、あるんだろうね。
経験した事ないものからは何ともいえんけど、
やっぱり、そのときの不安があるからこそ、母らしき責任がでてくるんだろうなあ。
人に言われても「なすべき」と思わないと、なさない・・・見えない。
目の前になすべきものがある。
そのとおりだと思います。
今の自分にとってあまりに嬉しいヒントを勝手にいただきました。
赤ちゃん誕生までもう少しやね。
元気な赤ちゃんが産まれてくることを祈ってるよ。
あら、食べにおいでよー!胃に良い植物でもあるんだよー。
>お母さんになる不安、あるんだろうね。
>経験した事ないものからは何ともいえんけど、
>やっぱり、そのときの不安があるからこそ、母らしき責任がでてくるんだろうなあ。
いやあ、まだ母になるという実感は沸かないんですよ。
不安を感じるほど責任も感じてないんスよ。
もやもや、ぶわー、としているだけさ。
「何かが起こる」という感じはするんだけど、まだまだだねー。
>人に言われても「なすべき」と思わないと、なさない・・・見えない。
>目の前になすべきものがある。
>そのとおりだと思います。
>今の自分にとってあまりに嬉しいヒントを勝手にいただきました。
これは
おっとさんが書いてたことだね。
私はあえて無視していたのらー。
神のいない時代に、
人間は道徳のよるべをどこに持ってゆくべきなのか?!
のふじは良いヤツだね。
>赤ちゃん誕生までもう少しやね。
>元気な赤ちゃんが産まれてくることを祈ってるよ。
>