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6年ほど前、妊娠ブログを適当に書き散らしていたぬまぶんが、 その後、育児の傍ら制帽学校に通い帽子屋修行を始めたその後の日々です。
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プロフィール
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ぬまぶん
性別:
女性
職業:
鬼在宅ワーカー
趣味:
読書
自己紹介:
東京都内に住む30代かあちゃん。
娘とともに自分を見失いがち。
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今日、知人(43歳男居酒屋経営)から電話がかかってきて
「おい、あんまり妊娠している自分に酔うな。妊娠に溺れるなよ!」と云われた。
私は本質を見抜かれてとてもびっくりした。
昔から軽薄で、調子にのりやすくそれがもとでいろいろ失敗してきたのだが、治ってないのが丸見えなのね。
気をつけようと思タ。

★なんでできたか その2

妊娠検査薬を持ったまま畳に正坐した状態で
私はもう一度「はー?」と叫んだ。
よ・・・陽性の線が出ている・・・今までどんなに気張っても出なかった赤いラインがばっちり出てるよ。
ど、どゆこと???
あらかじめ何度も「妊娠が判明する瞬間」を思い描いては自分のリアクションを想像していたにも
かかわらず(目を潤ませながら口に手をあててビャーッと天から光に照らされる図とか。天使がラッパ吹くような受胎告知の西洋絵画にちょっとかぶれていた)
実際その場面に出くわすと感動する以前にただ面喰らい
つけっぱなしのテレビがしらじらしく流れる中、微妙な表情のまましばらく茫然としてしまった。
と、とりあえず、だ、誰かに云わなくちゃ。
病院行ってきちんと確認するまで我慢するべきだろうか?それが大人の奥様の行動では無かろうか?とも思ったが、
ううむ、どうしよう、やっぱり我慢出来ぬー、とすぐに夫の携帯に電話した。
夫「はい」
ぬ「あ・・・ぬまぶんですけど」
夫「はいはい」
ぬ「・・・今日何時ころかえるの」
夫「10時位かなー」
ぬ「あー、そう・・・。」
夫「何か買ってくる?」
ぬ「いや、いらない・・・」
夫「大人しく待っててね。じゃー、またね。」
ぬ「あっあー・・・!」
夫「なに?」
ぬ「いやあ・・・あのさあ」
夫「なんかあったの」
ぬ「いやあ・・・あの・・・出来たかも・・・」
夫「・・・?」
ぬ「コ・・コ・コドモが!!`Qプ@ky!!!」
夫「ああー、そう」
ぬ「今検査薬やってみたら、よ、陽性が・・・。」
夫「そうー」
ぬ「・・・」
夫「・・・」
ぬ「・・・すごくない?」
夫「・・・まあ・・・ねえ。まだねえ。ま、帰ってからねー。」
ぬ「あのー」
夫「じゃあねー」
とアッサリ切られてしまった。
そうなのだ。
別に私の夫の態度が冷タイという事を糾弾したいわけではなくて
過去4年の間にこの手の報告を虚偽でさんざんしてしまったため
私は「狂言妊婦」と命名されるほど信用を失っていたのだった。
昔から思い込みの激しいタイプではあったのだが、本当につわりっぽくなったりして(想像妊娠というやつですね)「アア、今月はいつもと違う・・・出来たかも!」と毎月大騒ぎしては夫や実家の母親を巻き込み疲弊させてきたのでもう誰も信じてくれないのだった。
でもね、今回は見えないはずの赤い線が見えちゃったんじゃなくて「本当に」陽性なんだってば・・・と畳を引搔きながらジクジたる思いで夫が帰ってくるのを待っていた。
で、夫は帰ってきたのだけれどやっぱり信じてくれない。
いくら本当だと云っても無言で微笑みながらのらりくらりしている。
「本当だよー、信じておくれよー」ととうとう実際に赤いラインの出た検査薬を見せた。
すると
「自分でマジックで書いたんじゃないの?」

・・・そりゃあ、想像妊娠の時に、「(陽性のラインなんて)見えないけど?」という夫に
「いや、この角度から光に翳すとうっすら見えるじゃん!きっとこれは陽性かも!」とか言ってた私がいけないんだけれどさ。
結局夫は、産婦人科に行って胎嚢という赤さんの入っている袋が入っているのを確認するまで半信半疑だったようだ。
妊娠を報告する瞬間は「やったー!」と二人で手を取り合って飛び跳ねるのを想像していたので、また肩すかしをくらった風。
その後地獄のつわり週間がハジマり、私がヤマンバのような形相でオエオエしていると、
本心から心配してくれているのもほんとうだと思うのだが、
ある時とうとうこらえきれなくなったのか、夫は
「よ・・・良かったね本当につわりが来て」
と肩を震わせて笑っていた。
いや、確かに想像妊娠している時に目の前でさんざんわざとらしくオエオエして見せてたけどさ。
(夫が自室でで仕事している所に乱入して、あー、もうダメだオエーとか真っ青な顔でやってた。その時は本気だった)
そうやって、なんでもいいから人(特に夫)の気を引きたいと思ってしまうのはあさましいことだと思うけどなかなか、人の本性って治らないものなんだよ・・・。

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