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6年ほど前、妊娠ブログを適当に書き散らしていたぬまぶんが、 その後、育児の傍ら制帽学校に通い帽子屋修行を始めたその後の日々です。
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プロフィール
HN:
ぬまぶん
性別:
女性
職業:
鬼在宅ワーカー
趣味:
読書
自己紹介:
東京都内に住む30代かあちゃん。
娘とともに自分を見失いがち。
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アートマーケットで知り合ったお洒落紳士Mさんから、なんべんかの帽子修理を経て最高級ファーベロ アでの冬帽子を完全オーダーメードで承りました。クラウンの高さから、スリークの深さ、ブリム(鍔)のめくれ加減や角度、リボンの留め方までよーく話し 合ってつくりました。いやあ、さすがMさん、ダンディーな帽子になりましたよ。細かい指示に一生懸命答えようとすると、大変だけど、自分の腕が上がったの が実感できたりして楽しい仕事です。 
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「チャラン・ポ・ランタン」や「メトロファルス」、
「間を奏でる」などで活躍中のso cuteなバイオリニスト、ベチ子(磯部舞子)さんの帽子をつくりました。

「本当にもう、カンガエルさんのセンスで、鳥畑みたいにしちゃってくれて結構です!」

という一見フリーダムな、しかし「鳥畑・・・(って何?)」と白目になるようなオーダーでしたが
かような結果とあいなりました。
アシメトリーのブルトンフォルムに、光るベチ子のB!
すごく似合ってる~。
どんな帽子でもかぶり倒してしまう、さすがのベチ子嬢なのでした。

去年の今ごろ、海外オークションで段ボーにルいっぱい小鳥の飾りを落札してしまい、
こんなにたくさん鳥ばっかり買っちゃってどうしよう・・・と夫には気づかれないよう
ロッカーの中に隠していたりしていたのですが
順調にはけてきてよかったです。
世の中には結構好事家というか、その手の人が多々あるということですな!

限りなく黒に近い濃紺の縁取りがほそーいところがシャレオツ(なはず)。
リボンは長くたらーんと垂れてます。
大人になってしまうとなかなか髪にリボンを結ぶ機会などなくなってきますが、帽子なら平気。
風が吹くとひらひらはためいて貴様を失われた少女時代へと誘うでしょう(多分)。

浅い帽子なので髪を結っていても被れます。

onbu.jpg
今年の冬はヤフオクで
えらいポップな柄のねんねこを入手しました。310円也。
ぬまぶはベビーカーさばきに自信がなく
移動手段はほとんどおんぶ、家事するときもおんぶなので本当に重宝した。
ゆたんぽ背負ってるみたいでとてもあったかだったね。
ユクノも気持ちがよいらしく、背負うと5分くらいで寝てしまうので
町に出たときは、背負ったまんま一人でお茶もするし、ラーメンだって食べられました。
おんぶばんざい!

と、おんぶ&ねんねこの利便性を説きましたが
一方で、ユクノは人並みはずれて重いアカゴなんです。
7ヵ月に入った時点で、既に体重は9.5キロ、
服のサイズは80だから、1歳児なみのデカさ。いや、おむつカバーのサイズなんて
18か月って書いてあったよ。
あまりに重く、散歩のたびに徳川家康の気分。
ああ、神はかように重いアカゴをぬまぶに与えたもうたよ!?
いったいぜんたいなんでだろう?ぬまぶもコバヤも別に大きくないんだけどなあ。
BMI数値は正常なので肥満ではないのだが
あんまり大きいので時々笑ってしまう。
世の中は不況だっていうのに、キミは一人で高度経済成長期ベビイか!
何食ったらこんなに大きくなるんだ?と疑問が渦巻く(母乳です)。
ほかの赤ん坊と並んでると、他の子がこまこま動き回っている中、
ユクノは1人ガキ大将みたいに大きい(ジャイアン並み)のに、動作は緩慢で(体が重すぎる)
ぼえーっと寝っ転がってひたすらぶすーっとしている(愛想わるい)。眼も鼻も口も肉に埋もれて、
なんだかいつでもふかしたてのまんじゅうみたいに湯気が出てるんですけど、でもかわいいんですよ。
dekayukuno1.jpg

 








★以下本文
今のところ布おむつ育児を続けているぬまぶの家。

現代の日本において布おむつユーザーはやはり少数派らしく
「なんで布なの」と聞かれることもある。
細かい理由を挙げていくといろいろあるけれど、
一番大きいのはやっぱり自分がアカゴだったら紙より布のがいいだろうなー、と
思ったのが決めてでしたネ。
自分がケミカルナプキンから布ナプキンに変えた時の衝撃が大きかったからだな。
1年中ケミカルナプキン当ててるのはイヤだろうと思ったからなのですわ。

「大変じゃない?」(←同世代)とか「えらい」(←年配の人から)と言われることもあるけれど
はじめからこれはこんなもんだと思えば、別に今のところ大変でも特別でもない。
うちは夫さんが家事をよくする人で、
自分もめちゃくちゃ忙しいのに
気がつくとおむつを洗って(さらに干して)おいてくれたりするし、
私も半分遊びながらなのだ。
取り込むときはたっぷり日の光を浴びた、清潔なおむつを
わざとユクノの前でひらひらーっと20枚ぐらいばーっと投げて
ユクノをおむつに埋もれさせる。
omutsu.jpgそれから「ああっ!?ユクノ、ユクノどこいっちゃったの!?」と言って
おむつの山から掘り出すとユクノはとても喜ぶので、それも最近は楽しみの一つで、眼をきらきらさせて「もっともっと」とせがむので何度も何度も同じことをくりかえす
↑よろこぶユクノさん。

で、そこから一歩進めて
先日、近所にあるカフェスローでやっていた
「おむつなし育児の会」というものに参加してきました。

「おむつなし育児」とは、
排泄を通じて親子のコミュケーションを良くすることで、親に人間の生理を考えてもらい、
内臓感度の高い子供にしようというもの。
昔の日本や、現在でもアフリカや東南アジアの途上国では年中オムツを当てられていなくとも
赤ちゃんたちは自力で排泄のサインを出し、決められた場所でウンチもおしっこ
していた(現在もしている)らしく、当然オムツが完全にとれるのも早いのだそうです。

↓より詳しい内容はこちら

http://allabout.co.jp/children/diwks/closeup/CU20081127A/

確かに、オムツ「紙か布か」の問題については
3歳の時点でおむつをしている孫をめぐり
「まだ、おむつはずしできてないの!オムツが紙だからなんじゃないの」と言う祖母と
「今は個性重視だから3歳でおむつしていてあたりまえ。『おむつはずし』という言葉もつかわない
『おむつはずれ』なのだ」という娘の対立を身近で何度か目撃し
なぜ上の世代がそんなにも「早くオムツがはずれること」
にこだわるのかぬまぶは不思議だったのだが、こういう背景があったからなのネと納得した。

それで、興味本位でおむつなし育児の会に参加してみたのですけれど、
まあ!行ってみたら、びっくりした。
まだ生まれて3カ月やら4カ月やらのあえかなるいとけなきアカゴが
ほんとうにおまるでおしっこをしーしーしているのを目撃したのです。
すごいー。かしこく見えるー。排泄エリート赤ちゃんダ!
というわけでぬまぶは感化され(すぐ感化される)
会の参加している先輩かあさんたちにポイントを教えてもらい実践することにした。

ほんで、布ナプキンのときもそうだったんだけれど
やってみると、これが楽しいのです。
ポイントはアカゴの排泄タイミングを母親が読むことなのだが
やる前はものすごく難しいことのように思えたものの
もともと布おむつを使用していて、濡れたらすぐに反応しなければならない生活をしていたせいか
ユクノがいつ排泄するのかタイミングを読むのはそんなに難しくなかったです。
気にしなければ見えないけれど、ちょっと気をつければ見えてくる関係性の不思議というか。

お昼寝をしていたユクノが突然「ウヮーン」と泣きだしたときや
おっぱいをのんだあとに、とりあえずおまるにまたがらせて
「はい、チー、チー」
と言うと、わっ!ほんとうに「チー」したよ。
7カ月の、まだ言葉を解しているとも思えない赤ちゃんが
「はい、シーッ」と言うとそのとおりに「シーッ」おまるに
おしっこする様はとても、かわいらしい、愛おしい。
こちらもすごくうれしくなるので
「すごい!ユクノ!天才だ!エライ!」
と褒めて畳の上を二人でしばらくごろごろする。するとユクノも嬉しそう。

ぬまぶはコバヤ氏の二人のおばあさま(二人とも齢90歳を超えていらっしゃるが、すごくきれいに生きていらっしゃる)
を尊敬しているのだが
東京のおばあさまに「おむつなし」の話をしたら
「わたくしが育児をしていた頃もね、『婦人之友』という雑誌に
にそういう記事があって、早くおむつを外すように努力しておりましたのヨ」
というお話が伺えた。
ぬまぶはユクノにも「ユクノ」というひいばあさんの名前を与えたように
自然と四つに組み合って生きていた時代の、頑丈な女性の身体に対して憧れがある。
大量に生まれて大量に死んで、平均寿命も短い時代にサバイバルした身体。
ニセ科学や雑多な薬を必要としない、本当の知恵に磨かれた身体をユクノが持てたらといいなと思う。

 

 

 

 

 

composition1.jpgcomposition2.jpg






ユクノ・コンポジシオン

やあ、そんなわけでユクノを産んで
あっというまに4ヶ月。
秋も深まり柿もまっ赤っ赤。
ぬまぶはレギュラーの仕事を増やしたもんで、ユクノを背負いながら毎日パソコンに
向かってるですよ。でもまあ、家にいることの多い夫と協力しながらなんとか締切は守れている。
子育てと家事はこまこました仕事で
賃仕事はまとまった仕事で
それらを一気にやろうとすると頭の中がガチャガチャしてたまにショートしそうになるが
人生に対する本気度は増した気がするな。
生きよう!働こう!と毎日思います。

(以下本文)
いろんなものを目で追うようになったので
ユクノにモビールを与えることにした。
買ってもいいんだけども、買いに行くのも選ぶのもめんどうくさいので作ることに。
ぬまぶはとりあえずキラキラした七夕飾りみたいなやつを色紙でつくって
適当にぶらさげとけばいいだろう位に思っていたのだが
夫さんは妙にやる気で、材料を買い物に行ったきりなかなか帰ってこない。
で、帰ってきてかばんから取り出したのは「紙ねんど」。
なんで紙ねんどなんか買ってるの?重くて回らないよ!と言うぬまぶに
「これは、『スーパー軽い』タイプだから大丈夫!
もう、イメージは固まっているんだ。
空中をかえるとシロ(うちに住みついている野良猫)
が回遊するモビールにするんだ!」
ど鼻息を荒くしている。
確かに
夫さんは本業のほうでもとにかく何でも叩くし
ぬまぶといろいろ対決しても必ず勝つ器用なところがある。
(過去に百人一首対決、書道対決、油絵対決、などなどしたが
全て夫さんの圧勝だった。唯一ぬまぶが勝てたのは一輪車対決だけだ)
紙ねんど対決もしたが、「何もお手本も無しに立体を表現する」というお題に、
ファンタジーに逃げたぬまぶに対し
ayanpy.jpg
←ぬまぶ作
 「くらやみ谷の三兄弟」






rakugo.jpg←夫さんはあくまでリアリティーを追及し
お手本なしに
「落語家」を練り上げた。




そんななので
じゃあ、一緒に作ろうということになっても
「どうせ私は下手だから」
と言って
ぬまぶはあんまり協力しないで夫さんにイニシアチブをとってもらうことにした
(すねていたわけではない)
で、彼はやっぱり上手だったのである。
かえるのふくらんだ腹、微妙な脚の曲がり具合、猫の背のライン・・・
なんで図鑑も何も見ないでこんなに正確に練れるだろうスゲー、とぬまぶは舌を巻いた。
糸につるす段階で
寝ころんだ状態で眺めるであろうユクノに立体全体が見えるよう
傾斜をつけるのも忘れない
これは、すごいものになるぞ・・・!いつしかすねていたことも忘れて(本当はすねていたのだ)ぬまぶは固唾をのんで夫の手元をみまもっていただ。
・・・できたー!
ぷらーん
・・・・・・。
できた・・・。
できたのだけれど、できあがったらそれらを吊るした風景は
「かえるさん」と「ねこさん」のメルヘンランド
では決してなく、何というか
「食用ガエル」とか「贄」
という言葉がぴったりの、
大陸の市場の軒先
みたいな事態に・・・。
「何故・・・!?」我々はあまりのことに絶句した。
SA410031.jpg

←怖ヒ・・・。








62d5fa48.jpeg


←嫌がるユクノ








mobile.jpg結局無難な、なんのへんてつもない
モビールに落ち着いたとさ。残念でした。

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