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  <title>ぶわぶわカンガエル帽子店</title>
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  <description>６年ほど前、妊娠ブログを適当に書き散らしていたぬまぶんが、
その後、育児の傍ら制帽学校に通い帽子屋修行を始めたその後の日々です。



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  <lastBuildDate>Fri, 07 Nov 2014 05:15:51 GMT</lastBuildDate>
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  <copyright>© Ninja Tools Inc.</copyright>
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    <item>
    <title>オーダー紳士帽子</title>
    <description>
    <![CDATA[<span class="userContent">アートマーケットで知り合ったお洒落紳士Ｍさんから、なんべんかの帽子修理を経て最高級ファーベロ アでの冬帽子を完全オーダーメードで承りました。クラウンの高さから、スリークの深さ、ブリム(鍔)のめくれ加減や角度、リボンの留め方までよーく話し 合ってつくりました。いやあ、さすがＭさん、ダンディーな帽子になりましたよ。細かい指示に一生懸命答えようとすると、大変だけど、自分の腕が上がったの が実感できたりして楽しい仕事です。<img src="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/File/K0120139.JPG" alt="" height="484" width="363" />&nbsp;<img style="float: left;" src="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/File/K0120140.JPG" alt="" height="376" width="365" /> </span><div style="clear:both"></div>]]>
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    <category>未選択</category>
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    <pubDate>Fri, 07 Nov 2014 05:15:51 GMT</pubDate>
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    <item>
    <title>舞台用の帽子</title>
    <description>
    <![CDATA[<p>「チャラン・ポ・ランタン」や「メトロファルス」、<br />
「間を奏でる」などで活躍中のso cuteなバイオリニスト、ベチ子（磯部舞子）さんの帽子をつくりました。</p>
<p>「本当にもう、カンガエルさんのセンスで、鳥畑みたいにしちゃってくれて結構です！」</p>
<div class="text_exposed_show">
<p>という一見フリーダムな、しかし「鳥畑・・・（って何？）」と白目になるようなオーダーでしたが<br />
かような結果とあいなりました。<br />
アシメトリーのブルトンフォルムに、光るベチ子のＢ！<br />
すごく似合ってる～。<br />
どんな帽子でもかぶり倒してしまう、さすがのベチ子嬢なのでした。</p>
<p>去年の今ごろ、海外オークションで段ボーにルいっぱい小鳥の飾りを落札してしまい、<br />
こんなにたくさん鳥ばっかり買っちゃってどうしよう・・・と夫には気づかれないよう<br />
ロッカーの中に隠していたりしていたのですが<br />
順調にはけてきてよかったです。<br />
世の中には結構好事家というか、その手の人が多々あるということですな！<br />
<a target="_blank" href="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/File/K0120043.JPG" title=""><img src="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/Img/1408718021/" alt="" /></a> <a target="_blank" href="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/File/K0120044.JPG" title=""><img src="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/Img/1408718029/" alt="" /></a> </p>
</div>]]>
    </description>
    <category>未選択</category>
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    <pubDate>Fri, 22 Aug 2014 14:33:58 GMT</pubDate>
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    <item>
    <title>シゾールのキャペリン</title>
    <description>
    <![CDATA[限りなく黒に近い濃紺の縁取りがほそーいところがシャレオツ(なはず)。<br />
リボンは長くたらーんと垂れてます。<br />
大人になってしまうとなかなか髪にリボンを結ぶ機会などなくなってきますが、帽子なら平気。<br />
風が吹くとひらひらはためいて貴様を失われた少女時代へと誘うでしょう(多分)。<span class="text_exposed_show"><br />
</span><br />
<span class="text_exposed_show"><span class="text_exposed_show">浅い帽子なので髪を結っていても被れます。</span> <a target="_blank" href="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/File/K0120066.JPG" title=""><img src="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/Img/1408717681/" alt="" /></a> <a target="_blank" href="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/File/K0120065.JPG" title=""><img src="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/Img/1408717666/" alt="" /></a> </span>]]>
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    <link>https://puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E3%82%B7%E3%82%BE%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%9A%E3%83%AA%E3%83%B3</link>
    <pubDate>Fri, 22 Aug 2014 14:30:07 GMT</pubDate>
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    <item>
    <title>おむつなし</title>
    <description>
    <![CDATA[<p><a target="_blank" href="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/File/onbu.jpg"><img alt="onbu.jpg" align="left" border="0" src="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/Img/1238777497/" /></a><br />
今年の冬はヤフオクで<br />
えらいポップな柄のねんねこを入手しました。３１０円也。<br />
ぬまぶはベビーカーさばきに自信がなく<br />
移動手段はほとんどおんぶ、家事するときもおんぶなので本当に重宝した。<br />
ゆたんぽ背負ってるみたいでとてもあったかだったね。<br />
ユクノも気持ちがよいらしく、背負うと５分くらいで寝てしまうので<br />
町に出たときは、背負ったまんま一人でお茶もするし、ラーメンだって食べられました。<br />
おんぶばんざい！</p>
<p>と、おんぶ＆ねんねこの利便性を説きましたが<br />
一方で、ユクノは人並みはずれて重いアカゴなんです。<br />
７ヵ月に入った時点で、既に体重は９．５キロ、<br />
服のサイズは８０だから、１歳児なみのデカさ。いや、おむつカバーのサイズなんて<br />
１８か月って書いてあったよ。<br />
あまりに重く、散歩のたびに徳川家康の気分。<br />
ああ、神はかように重いアカゴをぬまぶに与えたもうたよ！？<br />
いったいぜんたいなんでだろう？ぬまぶもコバヤも別に大きくないんだけどなあ。<br />
BMI数値は正常なので肥満ではないのだが<br />
あんまり大きいので時々笑ってしまう。<br />
世の中は不況だっていうのに、キミは一人で高度経済成長期ベビイか！<br />
何食ったらこんなに大きくなるんだ？と疑問が渦巻く（母乳です）。<br />
ほかの赤ん坊と並んでると、他の子がこまこま動き回っている中、<br />
ユクノは１人ガキ大将みたいに大きい（ジャイアン並み）のに、動作は緩慢で（体が重すぎる）<br />
ぼえーっと寝っ転がってひたすらぶすーっとしている（愛想わるい）。眼も鼻も口も肉に埋もれて、<br />
なんだかいつでもふかしたてのまんじゅうみたいに湯気が出てるんですけど、でもかわいいんですよ。<br />
<a target="_blank" href="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/File/dekayukuno1.jpg"><img alt="dekayukuno1.jpg" align="left" border="0" src="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/Img/1238777495/" /></a></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
★以下本文<br />
今のところ布おむつ育児を続けているぬまぶの家。</p>
<p>現代の日本において布おむつユーザーはやはり少数派らしく<br />
「なんで布なの」と聞かれることもある。<br />
細かい理由を挙げていくといろいろあるけれど、<br />
一番大きいのはやっぱり自分がアカゴだったら紙より布のがいいだろうなー、と<br />
思ったのが決めてでしたネ。<br />
自分がケミカルナプキンから布ナプキンに変えた時の衝撃が大きかったからだな。<br />
１年中ケミカルナプキン当ててるのはイヤだろうと思ったからなのですわ。</p>
<p>「大変じゃない？」（&larr;同世代）とか「えらい」（&larr;年配の人から）と言われることもあるけれど<br />
はじめからこれはこんなもんだと思えば、別に今のところ大変でも特別でもない。<br />
うちは夫さんが家事をよくする人で、<br />
自分もめちゃくちゃ忙しいのに<br />
気がつくとおむつを洗って（さらに干して）おいてくれたりするし、<br />
私も半分遊びながらなのだ。<br />
取り込むときはたっぷり日の光を浴びた、清潔なおむつを<br />
わざとユクノの前でひらひらーっと２０枚ぐらいばーっと投げて<br />
ユクノをおむつに埋もれさせる。<br />
<a target="_blank" href="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/File/omutsu.jpg"><img alt="omutsu.jpg" align="left" border="0" src="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/Img/1238777496/" /></a>それから「ああっ！？ユクノ、ユクノどこいっちゃったの！？」と言って<br />
おむつの山から掘り出すとユクノはとても喜ぶので、それも最近は楽しみの一つで、眼をきらきらさせて「もっともっと」とせがむので何度も何度も同じことをくりかえす<br />
&uarr;よろこぶユクノさん。</p>
<p>で、そこから一歩進めて<br />
先日、近所にあるカフェスローでやっていた<br />
「おむつなし育児の会」というものに参加してきました。</p>
<p>「おむつなし育児」とは、<br />
排泄を通じて親子のコミュケーションを良くすることで、親に人間の生理を考えてもらい、<br />
内臓感度の高い子供にしようというもの。<br />
昔の日本や、現在でもアフリカや東南アジアの途上国では年中オムツを当てられていなくとも<br />
赤ちゃんたちは自力で排泄のサインを出し、決められた場所でウンチもおしっこ<br />
していた（現在もしている）らしく、当然オムツが完全にとれるのも早いのだそうです。</p>
<p>&darr;より詳しい内容はこちら</p>
<p><a href="http://allabout.co.jp/children/diwks/closeup/CU20081127A/">http://allabout.co.jp/children/diwks/closeup/CU20081127A/</a></p>
<p>確かに、オムツ「紙か布か」の問題については<br />
３歳の時点でおむつをしている孫をめぐり<br />
「まだ、おむつはずしできてないの！オムツが紙だからなんじゃないの」と言う祖母と<br />
「今は個性重視だから３歳でおむつしていてあたりまえ。『おむつはずし』という言葉もつかわない<br />
『おむつはずれ』なのだ」という娘の対立を身近で何度か目撃し<br />
なぜ上の世代がそんなにも「早くオムツがはずれること」<br />
にこだわるのかぬまぶは不思議だったのだが、こういう背景があったからなのネと納得した。</p>
<p>それで、興味本位でおむつなし育児の会に参加してみたのですけれど、<br />
まあ！行ってみたら、びっくりした。<br />
まだ生まれて３カ月やら４カ月やらのあえかなるいとけなきアカゴが<br />
ほんとうにおまるでおしっこをしーしーしているのを目撃したのです。<br />
すごいー。かしこく見えるー。排泄エリート赤ちゃんダ！<br />
というわけでぬまぶは感化され（すぐ感化される）<br />
会の参加している先輩かあさんたちにポイントを教えてもらい実践することにした。</p>
<p>ほんで、布ナプキンのときもそうだったんだけれど<br />
やってみると、これが楽しいのです。<br />
ポイントはアカゴの排泄タイミングを母親が読むことなのだが<br />
やる前はものすごく難しいことのように思えたものの<br />
もともと布おむつを使用していて、濡れたらすぐに反応しなければならない生活をしていたせいか<br />
ユクノがいつ排泄するのかタイミングを読むのはそんなに難しくなかったです。<br />
気にしなければ見えないけれど、ちょっと気をつければ見えてくる関係性の不思議というか。</p>
<p>お昼寝をしていたユクノが突然「ウヮーン」と泣きだしたときや<br />
おっぱいをのんだあとに、とりあえずおまるにまたがらせて<br />
「はい、チー、チー」<br />
と言うと、わっ！ほんとうに「チー」したよ。<br />
７カ月の、まだ言葉を解しているとも思えない赤ちゃんが<br />
「はい、シーッ」と言うとそのとおりに「シーッ」おまるに<br />
おしっこする様はとても、かわいらしい、愛おしい。<br />
こちらもすごくうれしくなるので<br />
「すごい！ユクノ！天才だ！エライ！」<br />
と褒めて畳の上を二人でしばらくごろごろする。するとユクノも嬉しそう。</p>
<p>ぬまぶはコバヤ氏の二人のおばあさま（二人とも齢９０歳を超えていらっしゃるが、すごくきれいに生きていらっしゃる）<br />
を尊敬しているのだが<br />
東京のおばあさまに「おむつなし」の話をしたら<br />
「わたくしが育児をしていた頃もね、『婦人之友』という雑誌に<br />
にそういう記事があって、早くおむつを外すように努力しておりましたのヨ」<br />
というお話が伺えた。<br />
ぬまぶはユクノにも「ユクノ」というひいばあさんの名前を与えたように<br />
自然と四つに組み合って生きていた時代の、頑丈な女性の身体に対して憧れがある。<br />
大量に生まれて大量に死んで、平均寿命も短い時代にサバイバルした身体。<br />
ニセ科学や雑多な薬を必要としない、本当の知恵に磨かれた身体をユクノが持てたらといいなと思う。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
    </description>
    <category>未選択</category>
    <link>https://puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E3%81%8A%E3%82%80%E3%81%A4%E3%81%AA%E3%81%97</link>
    <pubDate>Fri, 03 Apr 2009 16:53:52 GMT</pubDate>
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    <item>
    <title>モビール</title>
    <description>
    <![CDATA[<a target="_blank" href="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/File/composition1.jpg"><img alt="composition1.jpg" align="left" border="0" src="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/Img/1226337716/" /></a><a target="_blank" href="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/File/composition2.jpg"><img alt="composition2.jpg" align="left" border="0" src="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/Img/1226337717/" /></a><br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
ユクノ・コンポジシオン<br />
<br />
やあ、そんなわけでユクノを産んで<br />
あっというまに４ヶ月。<br />
秋も深まり柿もまっ赤っ赤。<br />
ぬまぶはレギュラーの仕事を増やしたもんで、ユクノを背負いながら毎日パソコンに<br />
向かってるですよ。でもまあ、家にいることの多い夫と協力しながらなんとか締切は守れている。<br />
子育てと家事はこまこました仕事で<br />
賃仕事はまとまった仕事で<br />
それらを一気にやろうとすると頭の中がガチャガチャしてたまにショートしそうになるが<br />
人生に対する本気度は増した気がするな。<br />
生きよう！働こう！と毎日思います。<br />
<br />
（以下本文）<br />
いろんなものを目で追うようになったので<br />
ユクノにモビールを与えることにした。<br />
買ってもいいんだけども、買いに行くのも選ぶのもめんどうくさいので作ることに。<br />
ぬまぶはとりあえずキラキラした七夕飾りみたいなやつを色紙でつくって<br />
適当にぶらさげとけばいいだろう位に思っていたのだが<br />
夫さんは妙にやる気で、材料を買い物に行ったきりなかなか帰ってこない。<br />
で、帰ってきてかばんから取り出したのは「紙ねんど」。<br />
なんで紙ねんどなんか買ってるの？重くて回らないよ！と言うぬまぶに<br />
「これは、『スーパー軽い』タイプだから大丈夫！<br />
もう、イメージは固まっているんだ。<br />
空中をかえるとシロ（うちに住みついている野良猫）<br />
が回遊するモビールにするんだ！」<br />
ど鼻息を荒くしている。<br />
確かに<br />
夫さんは本業のほうでもとにかく何でも叩くし<br />
ぬまぶといろいろ対決しても必ず勝つ器用なところがある。<br />
（過去に百人一首対決、書道対決、油絵対決、などなどしたが<br />
全て夫さんの圧勝だった。唯一ぬまぶが勝てたのは一輪車対決だけだ）<br />
紙ねんど対決もしたが、「何もお手本も無しに立体を表現する」というお題に、<br />
ファンタジーに逃げたぬまぶに対し<br />
<img alt="ayanpy.jpg" align="left" border="0" src="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/Img/1226337715/" /><br />
&larr;ぬまぶ作<br />
　「くらやみ谷の三兄弟」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<a target="_blank" href="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/File/rakugo.jpg"><img alt="rakugo.jpg" align="left" border="0" src="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/Img/1226337589/" /></a>&larr;夫さんはあくまでリアリティーを追及し<br />
お手本なしに<br />
「落語家」を練り上げた。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
そんななので<br />
じゃあ、一緒に作ろうということになっても<br />
「どうせ私は下手だから」<br />
と言って<br />
ぬまぶはあんまり協力しないで夫さんにイニシアチブをとってもらうことにした<br />
（すねていたわけではない）<br />
で、彼はやっぱり上手だったのである。<br />
かえるのふくらんだ腹、微妙な脚の曲がり具合、猫の背のライン・・・<br />
なんで図鑑も何も見ないでこんなに正確に練れるだろうスゲー、とぬまぶは舌を巻いた。<br />
糸につるす段階で<br />
寝ころんだ状態で眺めるであろうユクノに立体全体が見えるよう<br />
傾斜をつけるのも忘れない<br />
これは、すごいものになるぞ・・・！いつしかすねていたことも忘れて（本当はすねていたのだ）ぬまぶは固唾をのんで夫の手元をみまもっていただ。<br />
・・・できたー！<br />
ぷらーん<br />
・・・・・・。<br />
できた・・・。<br />
できたのだけれど、できあがったらそれらを吊るした風景は<br />
「かえるさん」と「ねこさん」のメルヘンランド<br />
では決してなく、何というか<br />
「食用ガエル」とか「贄」<br />
という言葉がぴったりの、<br />
大陸の市場の軒先<br />
みたいな事態に・・・。<br />
「何故・・・！？」我々はあまりのことに絶句した。<br />
<a target="_blank" href="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/File/SA410031.jpg"><img alt="SA410031.jpg" align="left" border="0" src="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/Img/1226337590/" /></a><br />
<br />
&larr;怖ヒ・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<a target="_blank" href="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/File/62d5fa48.jpeg"><img alt="62d5fa48.jpeg" align="left" border="0" src="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/Img/1226337591/" /></a><br />
<br />
<br />
&larr;嫌がるユクノ<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<a target="_blank" href="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/File/mobile.jpg"><img alt="mobile.jpg" align="left" border="0" src="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/Img/1226337588/" /></a>結局無難な、なんのへんてつもない<br />
モビールに落ち着いたとさ。残念でした。<br />]]>
    </description>
    <category>未選択</category>
    <link>https://puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E3%83%A2%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%AB</link>
    <pubDate>Mon, 10 Nov 2008 18:06:54 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp://entry/22</guid>
  </item>
    <item>
    <title>出産記　その５（やっと終わり）</title>
    <description>
    <![CDATA[<p><a target="_blank" href="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/File/f6e9114b.jpg"><img alt="f6e9114b.jpg" align="left" border="0" src="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/Img/1223726880/" /></a>ピヒィエェ～・・・キシェ～・・・<br />
ピュヒャーン<br />
ゥグッ・ブヒュヒュー<br />
ハァ～・・・ハァアア～<br />
ヒャシャー・・・<br />
ピヒェ～・・・ピキャ～・・・。<br />
（原文ママ）</p>
<p>★出産記　その５</p>
<p>博多どんたくと、ニューオリンズのマルディ・グラと、チベット僧のお声明大合唱<br />
がいっぺんに身体の中にやって来たらこんななんだろうか（すみません、上記のいっこも行ったことないけど）。<br />
それもガリバー旅行記のように「小人が」などというレベルでなくて<br />
「実寸大の人々」が私のなかで<strong>エイヤー！エイヤー</strong>！とお祭りをしているかんじ。<br />
自我はとっくに消え失せ、ただ衝撃を束ねる皮袋になってしまったぬまぶは<br />
メメズのようにのたうち回るのであった。<br />
いつの間にか傍らに夫がいて、腰を押したりさすったりしてくれていたのだが<br />
それももうあんまり意味が無いというか、<br />
夫婦の絆がどうのこうのいうよりも<br />
人間としての権利とか尊厳のへったくれも無いかんじ。<br />
陣痛の間隔は1分から２分。<br />
ぬまぶはその短い時間のなかで夢と現実の間を行ったり来たりしていた。<br />
まっ白い雪の平原にゴマつぶのような点々を空から俯瞰するが、近寄ってみるとそれは子供たちで<br />
雪合戦の真っ最中だった<br />
とか<br />
我が家の脇にある旧式ポストの口がだらしなく開いたのをタバコ屋のおじさんが直そうとしている<br />
とか<br />
妙にクリヤァーなシークェーンスの夢を次から次へと見ては、<br />
空中の眠りから現実へと引きづり下ろされる運動をジャギジャギと繰り返していたのである。<br />
時間の感覚も完全に無くなり<br />
産むも、生まれるも、自分が何をしようとしているのかも何がなんだか分からなくなった時に<br />
「頭が見えてきた。分娩室へ！」<br />
という助産師さんの声がした。<br />
分娩室は隣の隣の部屋なのだが、そこを産婦は歩いて移動しなければならない。<br />
そんなん絶対に無理！と思うのだが<br />
どういう力の作用か<br />
ぬまぶはファワーッと幽鬼のように立ち上がった。<br />
「良かったわねえ、頑張るのよ！ぬまぶちゃん！」<br />
という母の声がなんだかとても遠いところから聞こえる。<br />
「とにかく！大きな便をするつもりでいきむのよ！！」<br />
・・・分かったよ。ママン・・・その指示もう何度も聞いたよ・・・。<br />
夫も、看護師さんも、廊下にいた知らない人達も<br />
皆心配そうな顔で身体を左右の脇を寄せるのが、<br />
スローモーションのように重く眼に映り<br />
ああ、いつだったかの夕方にみた金八先生の<br />
中島みゆきの「シュプレヒコールのなかぁ～」の加藤優が<br />
逮捕されるシーンみたいだった。<br />
<object height="344" width="425">
<param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/59GleMhJ98U&amp;hl=ja&amp;fs=1&amp;rel=0" />
<param name="allowFullScreen" value="true" /><embed height="344" width="425" type="application/x-shockwave-flash" src="http://www.youtube.com/v/59GleMhJ98U&amp;hl=ja&amp;fs=1&amp;rel=0" allowfullscreen="true"></embed></object>分娩室に辿り着くまでにも一度陣痛の波が来て手すりに掴まりうずくまる。<br />
うずくまりながらも<br />
本当に？！<br />
ぶんべん？！<br />
頭が？<br />
？？？？<br />
とやっぱり半信半疑なのだった。</p>
<p>分娩室に入ると<br />
Ｋさんが全身深緑の医療用作業着に<br />
深緑のシャワーキャップのようなものを被ろうとしていた。<br />
ぽっちゃり型のＫさんがそのそのような格好をするとまるでドラ●もんなのだが<br />
正にドラ●もんのような母性と安定感を後光のように発揮して<br />
「ハイ、上ってー。どっこいしょー」と彼女はぬまぶを分娩台の上に歓待した。<br />
分娩室には、オルゴールの音色でサザンのなんたらいうヒット曲が癒しアレンジ<br />
で流れていて、妙に寒々しいかんじ。<br />
ぬまぶはやっぱり痛みでぶるぶる震えていたが<br />
「ハイハイ、いま用意するからねー」とＫさんは動じずぬまぶの股の向こうで着々と分娩の準備を進めている。<br />
「おー、マッサージ頑張ったねー。これなら切らなくても良いかも」<br />
そう、ぬまぶは会陰切開がどうしても怖くて嫌だったので、<br />
Ｋさんの指導のもと一か月ほど毎晩会陰マッサージにこっそり励んでいたのら。<br />
「こんなにマニアックにやって来た人、はじめてだわ。のびるのびる。」<br />
と言われて嬉しいやらでも陣痛だわ。<br />
<strong>「ぐわー！」</strong><br />
「息とめて！」<br />
準備中に陣痛が来てもさすがＫさん、動じない。<br />
「いきんで！」<br />
ひっくり返ったカエルの姿勢で何がなんだか分からないままぬまぶはいきんだ。<br />
<strong>「ぶわー！」</strong><br />
ぶるぶるぶる・・・ゴゴゴゴゴゴゴ・・・。<br />
「もう一度、息とめて！」<br />
「いきんで！」<br />
<strong>「ヴおー！」<br />
</strong>「上手上手。やー、先生来る前に随分進んじゃったねえ」<br />
まさにコール＆レスポンス。お産はリズムだ。<br />
ぬまぶがいきんでいる間にも準備は着々と進み、気づけば３人の助産師さんがぬまぶの股下を<br />
囲んでいた。皆さんシャキシャキ働いてらして格好いい。頼もしい。<br />
「キャッチ、回ります！」<br />
ってアカゴは飛び出すのだろうか？<br />
年配の助産師さんが、夫さんにいろいろ指示を出している。<br />
「奥さんの唇がカサカサ！旦那さん、濡らして！」<br />
「ハ、ハイ！」<br />
と慌てた夫がタオルだかなんだかをびしゃっとぬまぶの口にあてる。<br />
しかしそれがなんとなくポイントからずれていて、息が出来なくなったぬまぶは<br />
コバヤ（夫の名）もまた追い詰められてるのな・・・と思った。<br />
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・ゴゴゴゴ・・・。<br />
<strong>「ギィー！！！」<br />
</strong>「うーん、まだ弱いかな・・・ちょっと、姿勢変えよう」<br />
Ｋさんの指示で、ぬまぶはひっくり帰ったカエルの姿勢から左半身を下にむける体勢・・・即ちあの「最も陣痛を痛く感じる<br />
ポーズ」を再びとることとなった。横向きの姿勢になったところで<br />
Ｋさんがぬまぶの右脚を自分の肩の上に載せる。<br />
「どう、苦しくない？よし。じゃあ、これでいこう！」<br />
なんという変な姿勢か、と思ったがこれで確かに臍下丹田に力がぐんと入れやすくなった。</p>
<p>ゴゴゴゴゴゴ・・<strong>・ゴゴゴ・・・。</strong><br />
何も無いところから生まれ<br />
道端でくるくると落ち葉を回していた風が<br />
あっという間に巨大な竜巻に成長し、全てを呑み込みにやってくる。<br />
<strong>ゴゴゴ<br />
</strong><font size="4"><strong>ゴゴゴ。<br />
</strong></font>遠く、海鳴りのように鳴っていた痛みが<br />
皮膚の内側に入り込み肉と骨を灼き、鋭い大きな力となって身体を射抜くと<br />
なんとわたくしの、産もう、とする意思に連動するのだ。<br />
<font size="4"><strong>「ヴーーッ！！！」</strong></font><br />
こういうことか。<br />
こうやって『産む』のか。<br />
こうやってわたしたちは『産ん』できたのか。<br />
ぬまぶは分かったのだ！<br />
<font size="4"><strong>「ヴヴヴヴヴヴ、</strong></font><font size="5"><strong>ヴオー！！！！！」<br />
</strong></font>ぶわぶわぶわっ<br />
と臀部が６倍位に膨れたかと思ったその瞬間<br />
骨盤に挟まっていた巨大な塊がガパッと外れ、突然<br />
柔らかい、濡れた頭髪が腿の内側に触れた。<br />
「もう一回！」<br />
<font size="5"><strong>「ヴー！！！！」</strong></font><br />
<font size="5"><strong>「ヴオー！！！！！」</strong></font><br />
夢でも現実でも無い。<br />
なにものかがこの世に出現しようとしている。<br />
聞こえてはいるけれど、世界は無音なのだ。<br />
「呼吸変えて！はい、フーッフーッフーッフーッ」<br />
股の間にニョキッと生えたアカゴの頭が回転するのにあわせて<br />
空間はとろとろと凝り、異様な密度に満たされている。<br />
世界全体が身体になってしまった感じ。<br />
傍らで夫さんが親指で涙をぬぐっている。<br />
「はーい、出てきた、出てきた」<br />
・・・・・・。<br />
・・・ホんげぁ～・・・。<br />
・・・・・・。<br />
・・・・・・。<br />
ホんげぁ～・・・だって。<br />
「アハハハハハハ・・・。」<br />
気がつくとぬまぶは大声で泣き笑いしていた。<br />
「元気な女の子ですよー！」<br />
・・・フんげゃぁ～。<br />
「アッハハハハハハハ。」<br />
本当に現れたよ、どこからか産まれたての赤ちゃんが！<br />
うそみたい。<br />
ああ、本当に産まれた。産まれちゃった。<br />
どうしよう、どうしよう？<br />
アハハハハハ。<br />
<a target="_blank" href="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/File/umareta.jpg"><img alt="umareta.jpg" align="left" border="0" src="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/Img/1223728640/" /></a><br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
笑いと涙に引き裂かれながら<br />
嬉しいのか哀しいのかなんなのか<br />
どうしたら良いのか分からない気分だったのだけれど<br />
狭い産道を潜り抜けたせいでぼこぼこに変形した<br />
頭と顔をくちゃくちゃにして泣き叫ぶ赤ん坊の<br />
血と体脂に塗れた懐かしいその匂いを、<br />
わたしは一生忘れないと思った。</p>
<p><br />
以上。<br />
後日改めて母子手帳を見たら分娩所要時間37時間10分とあった。<br />
あー、やれやれ。よく産んだもんだ。</p>
<p>【付記】コバヤさんに立会出産の感想を聞いてみました。</p>
<p>　（どうでしたか？）<br />
　コバヤ：いやー・・・すごかったよ。すごいなと思いました。<br />
　<br />
　（それだけかい？という質問に）<br />
　コバヤ：いやー・・・なんというか、しんぴてきというか、こうごうしいというか<br />
　　　　　なんか、全てがはじまるじゃない？ふだん一緒にいるぬまぶさんから何かはじまるというのは<br />
　　　　　すごいじゃない？<br />
　<br />
　（それだけ？）<br />
　コバヤ：・・・うーん。それだけじゃだめ？</p>
<p>　　だそうです。</p>]]>
    </description>
    <category>つぶやき</category>
    <link>https://puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/%E3%81%A4%E3%81%B6%E3%82%84%E3%81%8D/%E5%87%BA%E7%94%A3%E8%A8%98%E3%80%80%E3%81%9D%E3%81%AE%EF%BC%95%EF%BC%88%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%A8%E7%B5%82%E3%82%8F%E3%82%8A%EF%BC%89</link>
    <pubDate>Sat, 11 Oct 2008 12:43:49 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp://entry/21</guid>
  </item>
    <item>
    <title>出産記　その４</title>
    <description>
    <![CDATA[<p><a target="_blank" href="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/File/NAKUYUKUNO.jpg"><img alt="NAKUYUKUNO.jpg" align="left" border="0" src="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/Img/1221129138/" /></a>な、泣きますど！！！</p>
<p><br />
<br />
<br />
<br />
<br />
★出産記　その４　<br />
７月８日　午前５時</p>
<p>そんなこんなで<br />
「本当にこんなぼろぼろで産めるんだろうか？」<br />
とぬまぶはすっかり自信を無くしていた。<br />
２晩寝てないし、食事もロクに摂れていない。<br />
頑張れ、と云われても痛いだけだから<br />
どうにも頑張りようがないよ・・・<br />
何より気力が無い。もう駄目じゃ・・・と暗い顔で苦しんでいたのだが<br />
何故かある瞬間、魔法にかかったようにコテッと眠りに落ちた。<br />
次の波が来るから結局５分で目が覚めるのだが<br />
それでもそれは、久方ぶりの<br />
全てを忘れることのできる深い充実した眠りでぬまぶは驚いた。<br />
ね、眠れるのか・・・。<br />
よし、寝てみよう！<br />
と<br />
またまたテニスボールを手元に置き、肛門に押し当てながら<br />
ぬまぶは眠った。<br />
痛みをひとつやりすごすごとに白目で時計を見やる。<a target="_blank" href="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/File/MOUROU.jpg"><img alt="MOUROU.jpg" align="left" border="0" src="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/Img/1221129109/" /></a><br />
５時５分、５時１０分、５時１５分・・・５時２０分・・・３５分・・・。<br />
よーし、よし、時間が動き出したぞ、もう少し、もう少し・・・<br />
ぬまぶは自分をだましだまし５分ごとの睡眠を続けてみた。<br />
なんだかんだで１時間、２時間・・・。<br />
そうして<br />
多少体力が回復したのか<br />
新しい日の光が窓から差し込むのを瞼に感じる頃、突如<br />
「女性には、産む力がある」<br />
ということばが<br />
頭のなかにバーン、とはっきり浮かんだのだった。<br />
それはどこからか声が聞こえてきた、とかどこかに書いてあったのを思い出したというのでは無く、<br />
腹の底から湧きあがってくるような「確信」で<br />
なんだかドラマティックすぎて「ウソ、脚色してるでしょう？」という感じだが<br />
でも、本当にそうだった。<br />
ぬまぶはまるでスイッチが切り替わるように目覚めた。<br />
「有る<br />
　力が<br />
　産む<br />
　女性には」<br />
何故か「できる」と思ったのだ。<br />
もう「いつ」とか「つらい」とかどうでもいい、<br />
とことんやるしかないのだな！よし！<br />
と胆がストンと据わったのである。<br />
ものごとが大きく転換する時の契機って<br />
こんなにもはっきり自分のなかに現れるものなのかー・・・と<br />
このときの経験は、今でも思い出すと感慨深い。<br />
それまで、どちらかといえば<br />
「自分は女性だ」という厄介な事実を出来るだけ考えないようにして生きてきたのだが<br />
この時ほど、その事実を真正面から受け取ったことはない。<br />
ぬまぶの軽薄な人生のなかでもしか「悟る」<br />
ということばを使うとしたら、あの瞬間を言い表すために一度だけ使うな。<br />
（しかし、悟ったからといってお坊さんのように解脱してしまうわけでは無く<br />
その後も取り乱すのだが・・・とりあえずそうやってひとつの段階を乗り越えたわけです）</p>
<p>★７月８日　午前９時くらい？</p>
<p>仕事に出かける前に夫さんが様子を見に来る。<a target="_blank" href="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/File/SHINPAI.jpg"><img alt="SHINPAI.jpg" align="left" border="0" src="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/Img/1221129110/" /></a><br />
ぬまぶは、眠るのを止め再びベッドに四つん這いになってウンウン唸っていた。<br />
「ぬまぶさん・・・」<br />
と夫さんが傍らで哀しそうな眼で呼びかけていた気がするが<br />
ぼんやり、<br />
「ああ・・・コバヤ（夫さんの名）にお尻向けてるな・・・」<br />
と思ったくらいで返事する余裕なし。<br />
骨盤が開いてきたせいか、夫に向けている<br />
でん部が矢鱈大きく重く感じられ、ウシやウマになってしまったような気がした。<br />
それで<br />
ああ、もう、いいさ、ウシやウマで！<br />
と一層高くお尻をつきだしているうちに（このへんの発想はかなりキテますね・・・）<br />
夫さんは仕事に出かけて行ったらしい。<br />
「ぬまぶちゃん、コバヤさんリハーサル終わったらまた来るって。分娩に間にあうといいわねえ」<br />
とおっ母の声が聞こえるが（この日はサントリーホールで次の日のコンサートのリハーサル予定だった）<br />
その時ぬまぶは「もう、そんなことどうでもいいな・・・」と思っていた。</p>
<p>午前１０時ごろ、内診。<br />
子宮口開大８センチで高位破水しているとのこと。抗生物質をのむ。<br />
「おはようございます！おー、頑張ってるねえ。」<br />
と、ここで助産師Ｋさん登場。<br />
妊娠８か月から、ぬまぶは「助産師外来」という制度を利用して、<br />
お医者さんでは無くＫさんに妊婦検診をしてもらっていたのだが、<br />
男のお医者さんが事務・機械的に診察を済ませるのに比べて<br />
毎回とても丁寧かつ親身に相談にのってくれるＫさんにぬまぶは大きな信頼をおいていた。<br />
仕事にベストを尽くすバイタリティ溢れるＫさんは、<br />
お産をめぐる伝統的な女性知と現代的な理性を兼ね備えたひとで<br />
昔話に出てくる「仙女」みたいだなーと思っていたのだ。<br />
「最後まで私が担当しますから」<br />
とＫさんが他の助産師さんに元気よくしゃべっているのが聞こえる。<br />
それをきいて、ぬまぶは安心した。<br />
これはその仕事ぶりを見ていた夫さんも共通の意見なのだが<br />
女性同士だけに構築する事が可能なある関係が<br />
「お産」を共同作業として進行させる面が確かにあると思う。<br />
もちろん、それが無くとも子は問題なく生まれるのだが<br />
ぬまぶはその力を今回のお産のいろいろな局面で思い知ったな。<br />
（それでは何を「女性」として定義づけるのか、ゲイの人は？インターセックスの人は？<br />
という問題が浮かんでくるけれども、ぬまぶはとりあえず女性を<br />
その身体的条件に限らず「女の子文化」を分かち合うこと」とごくおおざっぱに考えている）</p>
<p>★７月７日　正午</p>
<p>子宮口全開。<br />
おおお、やっと分娩台に上がる段になったか・・・と喜んだのもつかの間。<br />
出口は準備万端だが、肝心の赤さんが降りて来ていないので、<br />
今度はそれを待たなければならないのだという。<br />
「フー・ウン」の呼吸に切り替え「いきんで良い」との許可が出る（それまでは身体が勝手にいきみたくなるのをがまんさせられていた）。<br />
椅子に後ろ向きに座りへそ下丹田に力を入れ、赤ちゃん押し出し作業開始。<br />
いきんで良くなったので、楽になるかと思いきや今度は<br />
高いところから落下する悪夢に飛び起きる時のような、切実で気持ち悪い痛みに苛まれ出す。<br />
ぬまぶはもはや「ヴ・・・ぁ゛あ゛あああ」と声が漏れるのを抑えきれなくなっていた。<br />
どれくらいの時間をそうやって過ごしただろうか・・・わからなくなるころ<br />
ふいに、水風船が破裂するように破水した。<br />
破水したけれども、やはり赤ちゃんは高い位置に留まったままなのだという。<br />
「うーん、「怒責（どせき）」が足りませんね」<br />
助産師さん達がちょっと困った風に話しているのが聞こえる。<br />
怒責、ど・せ・き・・・。<br />
悪阻（つわり・おそ）・悪露（おろ）・会陰（えいん）など、お産用語には普段使わない難解なことばが多いが<br />
この「怒責感」ということばが、ぬまぶはお産を迎えるこの日までずっと謎だった。<br />
産院から貰ったパンフレットにお産の最終段階として「怒責感が強くなる」と書いてあったのだけれど<br />
辞書にもその意味が載ってなかったのだ。しょうがないからぬまぶは力をふりしぼって<br />
<font size="4"><strong>何故だー！？<br />
何故降りてこぬのだー！？<br />
何か不満でもあるというのかあー？！！<br />
</strong></font>と、全力でお腹の中の塊に向かって半分「怒り」ながら、さらに「責め」るように呼びかけてみたが<br />
それでも降りてこないのだ（あとで助産師さんに聞いたところ怒責とはいきむ、の同義語だった）。<br />
窓から差し込む光はオレンジ色。もう夕暮れが近くなっている。もうどうすれば良いのか分からない。<br />
そこでＫさんはひとつの提案をした。<br />
それまでぬまぶは、四つん這いになったり、椅子に後ろ向きで座ったり、と<br />
少しでも痛みをしのぎやすい体勢を探しては陣痛の波をやりすごしていたのだが<br />
それを止して「最も痛みをつらく感じる」姿勢をあえて取ろう、と言うのである。<a target="_blank" href="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/File/K-SAN.jpg"><img alt="K-SAN.jpg" align="left" border="0" src="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/Img/1221129111/" /></a><br />
「呼吸法で逃す、というのはどこかで陣痛の力も一緒に身体の外に逃しているんだよね。<br />
陣痛の力を全て産む力に集中することができたら、<br />
その時があなたの、お産の時かもしれない。」<br />
「せ、殺生な・・・」<br />
再び目の前が暗くなるぬまぶ。<br />
しかし今は<br />
Ｋさんの言った<br />
「あなたのお産の時」という言葉を信じるしかないのだ。<br />
「最も痛みをつらく感じる」姿勢とはぬまぶの場合、身体の左側面を下にして寝る姿勢だった。<br />
この体勢をとると、<br />
毎度お寺の鐘つきでぶっ叩かれているかのように身体が痛みにつんのめり<br />
理性も一緒にふっとぶインパクト。思わずわあわあ叫びそうになる。<br />
混乱したぬまぶは<br />
「さ、叫びますけど、いいですか？」<br />
とＫさんに聞いた。<br />
「もちろん」<br />
Ｋさんは力強く頷いた。</p>
<p>それまではやはり、心のどこかで、<br />
叫ぶくらい痛くなるのは怖いし<br />
さらに騒ぐのはみっともない、と自分に禁じていた部分があったのだと<br />
思う（これは妙にストイックなところがある母の暗示だったかと思われる）<br />
でも、そうだよ。<br />
自分のお産だものね、叫んだっていいのだ。<br />
痛くたっていい、叫んでしまえばいいじゃないかぁーバカヤロー！<br />
とぬまぶは、痛みに負けぬように、痛みを跳ね返すように、さらには<br />
共に歌うように叫びだしたのだ。<br />
<strong>ヴヴヴヴヴヴ</strong><font size="4"><strong>ワー！</strong></font><br />
はじめて聴く自分のオタケビは、なんというか「怒号」だった。</p>
<p>そしてとうとう<br />
見たことも聞いたこともない<br />
お祭りが<br />
本当に<br />
来た。</p>
<p>★出産記　５にツヅク（スミマセン・・・長くて・・・。）</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
    </description>
    <category>未選択</category>
    <link>https://puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E5%87%BA%E7%94%A3%E8%A8%98%E3%80%80%E3%81%9D%E3%81%AE%EF%BC%94</link>
    <pubDate>Thu, 11 Sep 2008 10:37:12 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp://entry/20</guid>
  </item>
    <item>
    <title>出産記　その３</title>
    <description>
    <![CDATA[<p>≪出産記　その３≫</p>
<p><a target="_blank" href="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/File/yukunopupupu.jpg"><img alt="yukunopupupu.jpg" align="left" border="0" src="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/Img/1220374443/" /></a>　　　　<br />
おかあとおとうが<br />
あんまりあたいを<br />
「うんちとばし」とか「おなら姫」とか「黄金製造機」とか<br />
ひつれいな名前で呼ぶもんだから、便秘になってやったわ。<br />
そしたら二人ともおたおたしちゃって、<br />
おとうは仕事先からも<br />
出たか確認の電話するしまつ。<br />
可哀そうだから今日出してやったら<br />
やった、やったと喜んでたわ。<br />
他愛ないもんね。ぷぷぷぷぷぷぷ。</p>
<p>★７月７日　午后</p>
<p>おっ母と話したり、睡眠をとったりしているうちに<br />
時計の針だけはどんどん進むものの<br />
なかなか子宮口は開かず。<br />
内診のたびに、「さて、どれくらい開いたかな？！」<br />
と期待するも、入院時の４センチ前後から一向に進行しない。<br />
しかし痛みは確実に強くなっていて、<br />
ただ横になっているのには耐えられなくなり<br />
ベッドの上に四つん這いになったり<br />
椅子に後ろ向きに座ってみたりしてひたすらやりすごす。<br />
波がやってきて「フーッ」とぬまぶが呼吸法を始めるたびに、<br />
ぬまぶおっ母が傍らのソファからすかさずガバッと<br />
立ち上がり、腰をさすったり、ツボを押したりしてくれる。<br />
すると大変楽になるのだ。<br />
入院する前日、おっ母から様子を聞く電話がきたとき<br />
「あっ、別に来てくんなくてもいいよー、大丈夫。産まれたら連絡するからそん時来てヨ。<br />
まっ夫婦でがんばるからさぁー」<br />
なんて格好つけて余裕をみせてみていたぬまぶは、自分を恥じた。<br />
そしてその後、おっ母が居なかったら乗り切れなかったんじゃないかと思うほど<br />
根性無しのぬまぶは追い詰められていくのである。</p>
<p>で、あっという間に日が暮れて夜。<br />
夕飯が出るもののほとんど食べられず、キャラメルだけをちびちびなめていた。<br />
精神も疲弊してきて、痛みの間のおっ母との会話も無くなる。<br />
しかし夜９時を過ぎても子宮口はうんともすんとも言わないのだ。<br />
しようがないので、ぬまぶはひたすら<br />
パチンコ台がフィーバーしているところとか<br />
くす玉が開いて鳩が出てくるところ、ダム決壊の場面とかを<br />
必死にイメージ・トレーニングしていた。<br />
するとふいに<br />
隣の分娩室から<br />
「ぁああ～！ああああぁあ～！腰がぁ゛～！！」<br />
という世にも恐ろしい悲鳴が・・・。<br />
「お隣さん、もう産まれるわねー」<br />
おっ母も助産師さんも平然としているが<br />
その叫び声の恐ろしいことといったら・・・。<br />
やがて追いかけるようにしてホェホェーと<br />
産声らしきものがあがり叫び声も止んだ。<br />
良かったね、と思うやら怖いやら、<br />
先に終わってうらやましいやらで<br />
気がつけばぬまぶは「うっうっうっ」と涙を流していた。<br />
「あらっヤダ、ぬまぶ、泣いてるの？可笑しな子ねぇー。<br />
オホホホ（ぬまぶオッ母は本当にこうやって笑う）、<br />
ちょっと、この子泣いてるんですよ」おっ母の笑い声を聞きながらもぬまぶは真剣だった。<br />
<a target="_blank" href="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/File/nakunumabu.jpg"><img alt="nakunumabu.jpg" align="left" border="0" src="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/Img/1220374462/" /></a><br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
自分もあと数時間後にはあのような声を出すのだろうか？<br />
大人になって以来「痛み」に大声で叫ぶことなんてほとんど無かったのだ。<br />
「ベルサイユのばら」のアントワネット出産のシーンには<br />
黒ベタバックに「キャアアアアアアア」という絶叫が白抜きでチギレルように描かれていたが<br />
ぬまぶは一体どんな風に叫ぶというのだろう？<br />
ギャアアアア！だろうか、ヒャー！だろうか、勘弁してー！だろうか・・・？<br />
そんな瞬間が来るというのがこの時点ではまだ信じられないのだった（まだ余裕があったということだね）。</p>
<p>★７月７日　午後１０時すぎ</p>
<p>どうにも膠着状態の身体を温めて気血の流れを変える為、病院の風呂に入浴。<br />
すると劇的にお産が「進み」出した。<br />
すなわち、陣痛がさらに長く先鋭化し、<br />
分娩監視装置の表示する曲線もぐわーんと大きく突き刺さる形に。<br />
ぬまぶは俎板の上の鯉よろしくベッドの上でのたうちまわるようになる。<br />
おっ母は傍らで<br />
「おーおーおー、いい陣痛が来るようになったねえー。ぬまぶちゃん良かったわね。」<br />
などと喜んでいる。<br />
こ、これが「いい陣痛」なのか・・・<br />
確かに子宮口は５センチから６センチに、６センチから７センチへと<br />
開いてきたと聞けば嬉しいが<br />
内臓がぶるぶる沸き立って口と肛門から勢いよく飛び出してくるような痛み。<br />
じだじだと身をよじりながら<br />
ぬまぶはただひたすら次の波が来るの恐怖するようになった。<br />
ここで、助産師さんの指導でいきみ逃し用テニスボール登場。<br />
規則的にイチ、ニ、サン、シ、ゴと波でやってくる痛みの<br />
サン、とシの一番陣痛の勢いが強い時に肛門に思いっきり押し当てると、しのぎやすくなるのだ。<br />
５分ごとに、助産師さん、ぬまぶおっ母がぬまぶの呼吸にあわせてテニスボールを<br />
ギュッと押してくれる。<br />
悪いなあ、大変だなあ、と思いつつ、ありがとうを言う余裕もなくなっていた。<br />
そのうち、<br />
目の前の「分娩監視装置」と書かれたラベルの文字が霞んでぶるぶる震え出したので<br />
ぬまぶは息も絶え絶えに聞いた。<br />
「お・・・お母さん・・・もう、このラベルの文字が霞んで見えるんだけど・・・<br />
まだ産まれないのかなぁ・・・？」<br />
「？」<br />
「昔の・・・人は・・・障子の桟が霞んで・・・見えなくなったら産まれ時って言ってたんだよね・・え・・・」<br />
「まぁー、何？おかしなことを言う娘ねえ。ホホホ」<br />
明るくふるまってはいたものの、そんなこんなでもう朝の４時である。おっ母も疲労していたと思う。<br />
ぬまぶもまた本当に陣痛に耐えるのが嫌になっていた。<br />
様子を見に来た助産師さんに弱音を吐く。<br />
「ゴールが見えないんですけど・・・一体いつになったら産まれるんですか・・・？」<br />
うーん、と助産師さんは困った顔をしていたがはっきりと<br />
「やっとお産が進みだしたのが１０時だから、そこからを普通の「分娩」と考えて<br />
明日のお昼までに生まれれば、御の字。」と答えた。<br />
目の前が暗くなるぬまぶ。<br />
どうしたら良いのやら分からず<br />
なにもかも嫌になり<br />
とにかく一人になりたくもあり<br />
なかば自棄になってそれまでは、「押してもらわないと死ぬ」とまで思っていた<br />
テニスボール肛門押しを断り、おっ母さんにソファで仮眠をとってもらった。<br />
それで痛みが来たら手元のテニスボールを取り、自分で自分の肛門を押しつつただ絶望していた。<br />
「フー・・・ヴヴヴヴヴー」<br />
思はず知らず喉が鳴る。<br />
<font size="5"><strong>「ひさん」</strong><br />
</font>だと思った。<br />
この状況を悲惨と言わず何を悲惨と言うのだろう？<br />
だんだん頭も混乱してきて<br />
何故か罰を受けている気分になった。<br />
・・・自分がこのような状況に陥っているのは<br />
「子供がほしい」なんてだいそれた事を思ってセックスしたからだろうか？<br />
だとしたらもう一生しません許してください、<br />
とか<br />
・・・１０代のころ「生活に疲れた主婦」、とか「ヤンママ」とかを「ああなりたくはない」とか思っていた<br />
バチがあたったのだろうか？<br />
ああ、もう、この痛みに耐えた世の全てのお母さんを尊敬しますからもう辞めたい、許して下さい！<br />
などと考えうる自分の罪を<br />
一心に数え、どこかにいる神様に許しを請うていた。<br />
とにかくそこには<font size="5"><strong>「痛っ・・・」</strong></font>しかなくて<font size="5">「痛い・・・！」</font>が全てなのである。<br />
さらに根性なしで甘ったれのぬまぶは</p>
<p>「誰かお腹切って出してくれないかな。」<br />
とか「薬で出してくれないかな」<br />
などと<br />
かなり殺伐としたことを本気で願うようになっていた（恥）。</p>
<p>ふりかえるに<br />
この時が精神的に一番つらい時でしたネ。</p>
<p>★出産記　その４にツヅク</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
    </description>
    <category>未選択</category>
    <link>https://puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E5%87%BA%E7%94%A3%E8%A8%98%E3%80%80%E3%81%9D%E3%81%AE%EF%BC%93</link>
    <pubDate>Tue, 02 Sep 2008 17:10:43 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>出産記　その２</title>
    <description>
    <![CDATA[<p><a target="_blank" href="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/File/53d5f1a6.jpeg"><img alt="53d5f1a6.jpeg" align="left" border="0" src="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/Img/1219334737/" /></a><br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
おかあー。<br />
今日やってもらったアレ<br />
なんたらいう、ああ、「はな吸い機」。<br />
アレなかなか具合良かったわね<br />
またやってね。<br />
ぶぶぶぶぶぶぶぶ。<br />
<br />
≪出産記　その２≫</p>
<p>★７月６日　おひるすぎ</p>
<p>産院につくなり、赤サンの心音確認。<br />
するとドゥドゥドゥと素人にもはっきり力強い鼓動が聴こえたので安心する。<br />
<a target="_blank" href="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/File/bunben.jpg"><img alt="bunben.jpg" align="left" border="0" src="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/Img/1219334739/" /></a>&larr;分娩監視装置という陣痛の強さとお産の進み具合をグラフで記録する機械に繋がれる.<br />
内診の結果、子宮口開大３センチでお産はまだまだ遠いとのこと<br />
(１０センチまで開いたら分娩室に移動するのだ)。<br />
ほっとしたせいか、装置の示す曲線もだんだんなだらかになり<br />
痛みの間隔も１５分から２０分ぐらいに開いてしまったので、一旦家に帰ることになる。<br />
ギンギンギラギラの日差しのなか、<br />
時折襲ってくる波にイデデデデとうずくまりながらもソロソロ歩いて<br />
電車で帰宅する。なんとなくムシャクシャして途中でたいやきを買い食いした。</p>
<p>★７月６日　夜</p>
<p>夫さんが肉を買って帰ってきたので、布団から起き上がる。<br />
「精つけなきゃね」と言って二人でステーキをつくって食べる。<br />
料理している最中、再び痛みが先鋭化。<br />
痛みと痛みの間はケロッとしているので<br />
ジャンジャン肉を焼けるしポクポク美味しく食べもするのだが<br />
波がやってくると、突然キッチンの床に四つん這いになって痛みに耐えるぬまぶ。<br />
夫さんはとまどいつつもその度に腰を押してくれる。<br />
「ハチリョウケツ」のツボを押されるとかなり楽になるのだった。<br />
早めにお風呂に入って床につく。</p>
<p>★７月７日　午前０時ぐらい</p>
<p>床について１時間もすると再び５分おきの波がやって来た。<br />
しかし昨晩の例もあることなので、病院に連絡するのは控えひたすら痛みの間隔をメモっていた。<br />
<a target="_blank" href="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/File/memo.jpg"><img alt="memo.jpg" align="left" border="0" src="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/Img/1219334967/" /></a>これがそのメモ。その時は何故か「正確にメモって病院に提出しなければ」という<br />
思い込みに捉われていた(実際はそんな必要はない)。<br />
かわいそうなぬまぶだ。<br />
ひたすらメモしているうちに、<br />
再びオナガのギャアギャアという声がして、再び朝がやって来た。<br />
しかしやっぱり、痛い。本当に痛い、と思う。今、夫さんが居るうちに移動しとかないと<br />
自力で入院できるか不安になってきたので産院に電話する。<br />
「昨日と同じようにまた弱くなってしまったらどうしよう、と思うとふんぎりがつかないんですが」<br />
と言うと「そういう方もいらっしゃいますよ。心配なさらずいらしてください」との返事。<br />
入院準備の荷物を持って、夫さんと車で出発。<br />
うす曇りの朝だった。</p>
<p>★７月７日　午前</p>
<p>到着してすぐに内診。<br />
子宮口開大４センチで入院が決まる。<br />
助産師さんに「これは陣痛ですか？」と聞いたら<br />
「陣痛ですよ！(今更何言ってんの)」との答え。<br />
病院のネグリジェを来て陣痛室のベッドに横になったらほっとして<br />
どっと眠気が襲ってきた。痛みを助産師さんに教えてもらった深呼吸で逃しながらウトウトする。<br />
その間に出たぬまぶの朝食をたいらげて、夫さんは仕事に出かけて行った。<br />
分娩監視装置をつけたままウトウトしていたら、あっという間にお昼。<br />
献立は七夕の祝い膳で、三色のそうめんやらてんぷらやらが出た。<br />
あまり食欲は無かったが、体力をつけねばと陣痛を逃しながらすこしづず食べる。<br />
食べていたら、夫さんの連絡をうけたぬまぶおっ母到着。妙に明るい。<br />
<a target="_blank" href="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/File/okkasan.jpg"><img alt="okkasan.jpg" align="left" border="0" src="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/Img/1219334740/" /></a>「ウフフ、来・た・わ・よー。<br />
アラッまあ、汗びっしょり、汗びっしょりネ！」と言って<br />
ぬまぶの長いざんばら髪をまとめてくれようとするのだが<br />
「まぁまぁ、娘の髪を結うなんて何年ぶりかしらー？<br />
どうする？思い切って高校生の時みたいにきっちりお下げにしちゃおうか？！」<br />
などと言い出すので<br />
「・・・いや、三十路のお下げはちょっと・・・キツイ・・・と思う。」<br />
と断った。<br />
実はこの時おっ母は、ぬまぶの頭をくしけづりつつ、白髪を何本も発見して<br />
ショックをうけていたらしい。(ここ何日かのストレスで出現したのだった。ポーの小説みたい)</p>
<p>★出産記　その３にツヅク<a target="_blank" href="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/File/numabun1.jpg"><img alt="numabun1.jpg" align="middle" border="0" src="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/Img/1219334741/" /></a></p>]]>
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    <category>未選択</category>
    <link>https://puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E5%87%BA%E7%94%A3%E8%A8%98%E3%80%80%E3%81%9D%E3%81%AE%EF%BC%92</link>
    <pubDate>Thu, 21 Aug 2008 16:10:47 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>出産記　その１</title>
    <description>
    <![CDATA[<p><a target="_blank" href="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/File/9b4bf142.jpg"><img alt="9b4bf142.jpg" align="middle" border="0" src="//puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/Img/1218723576/" /></a><br />
<br />
おかあー<br />
さっきから<br />
何をひとりでカチャカチャやってるのらー。<br />
早くあたいの世話をしないと泣くどー。<br />
ぶわー。</p>
<p><br />
ぬまぶです。<br />
産褥期の保養に里がへりしています。</p>
<p>ユクノ誕生から１か月の時間が経とうとしている訳ですが<br />
入院中、助産師さんに<br />
「退院したら、赤ちゃんの奴隷よ」<br />
と言われていた通り<br />
本当にぬまぶは「妊婦さま」から「奴隷」に地位に転落した。<br />
２時間ごとの授乳＆サイレン鳴き＆うんち飛ばしの恐怖に<br />
ユクノのヒョウタンツギのようなブーブー言うおならにも飛び起きるしまつ。<br />
唯一、ユクノに乳房を含ませている時は一息つけるのだが<br />
そういう時には決まって<br />
自分がオラウータンのお母さんと同じ表情をしている事に気づいた。<br />
昔から、オラウータンや、ゴリラのお母さんの授乳シーンをテレヴィ等で見ると<br />
その安定した授乳姿勢とうらはらに、<br />
当惑したような、切ないような複雑な表情をしているのが気になっていたのだが<br />
いざ自分もアカゴを産んでみると同じように茫然自失の顔で乳をやっている。<br />
特にスッサン直後は、<br />
アカゴ自身も泣くとき以外は基本的に無表情なので<br />
そちらの吸引力にもつられるのか、<br />
スッサンで野生の力を爆発させた後遺症なのか、いつまでも二人で<br />
まだ表情でコミュニケーションするに至らない「動物」状態に陥っていた。<br />
やっと最近余裕が出てきて、お互い意思疎通が出来るようになってきました(気がする)。</p>
<p>しかしドエライ経験をしたと思ったのに<br />
「お産」の記憶というものは本当に非常な速度で産婦から遠ざかってしまうものなのですね。<br />
陣痛に耐えている時は<br />
「３人も子供を産んだ●●さんは、キ●ガイだな。私はイヤ、もう絶対イヤ！」<br />
などと思っていたのに、最近は「もう一回くらいならやってもいいかな」<br />
という気持ちになってイル。不思議なもんだ。<br />
お産は女性にとって、人生観変わるような重大な経験なのかと思っていたのに<br />
いざやってみるとある意味とても「シンプル」な行為で<br />
「知」として蓄積されないもんなんだなあ、とつくづく思うので<br />
忘れないうちに言語化しとこうかと思います。<br />
しかし、なんせ三日三晩も苦しんだので長くなるな。<br />
ユクノに見つかるとうるさいので隠れてこそこそ分けて書きます。</p>
<p>★７月５日　夜</p>
<p>　夫さんとＮＨＫ「芸術劇場」でスティーブ・ライヒ特集をボサーッと観ていた。<br />
すると、波のように遠くなったり近くなったりするミニマル・ミュージックが呼び水になったのか<br />
腰のあたりからもやもやーんと煙のように立ち昇る鈍痛が。<br />
演目がディファレント・トレインにさしかかると下腹部にさしこむような痛みに。<br />
痛みと痛みの間に１０分から１５分ほどの間隔があったし<br />
この段階では「アレ、またいつもの前駆陣痛かい？！」と思い呑気に過ごしていた。<br />
スティーブ・ライヒの音楽はもしかして陣痛を促進してくれるかもしれぬ、と思いＣＤを入院グッズに入れることにした。<br />
(病院から指示された入院準備品リストの中にリラックスグッズとしてＣＤ・文庫本を持って来ましょう)とあったのだ。<br />
何持っていくべきかとても悩んだのだが、ライヒの他<br />
明るい希望を感じるアンドラーシュ・シフと、<br />
自棄になったときのためのファンファーレ・チォカーリア、<br />
あと飄々とした文体が鎮静剤になるかなと思い上司小劍『ごりがん』の文庫本を持って行った。<br />
しかしいざ入院したらそんな音楽聴いたり、ましてや文庫本読む余裕など無かったよ・・・後で荷ほどきしながら苦笑した)</p>
<p>★７月６日　午前１時頃<br />
　　<br />
「おしるし」到来。<br />
しかし、おしるしが来ても何日もかかる人もいるし・・・と布団に入って呑気に寝ていたが<br />
段々強くなる痛みに目が覚める。騒ぐほどでは無いので眠ろうと努力するが、前駆陣痛のときと違って<br />
治まらず眠れない。試しに時間の間隔を測ってみるとだいたい五分おきに起こっている。<br />
「すは、陣痛か？！」<br />
と思うとさらに興奮して目がサエル。<br />
産院からは「お腹の張りが５分ごとになったら連絡を下さい」と言われているのだが<br />
いまいち確信が持てず３時まで経過観察。やはり痛みは消えず、段々強くなっているようだったので<br />
一応電話してみる。しかし、「耐えられない程の痛み」では無かったので朝まで様子を見ることに。<br />
まんじりともせず。</p>
<p>★７月６日　午前７時<br />
　<br />
庭のくるみの木に二週間程前から巣をつくって子育てしている<br />
オナガが、ギャアギャア言いながらサッシを横切るのを見た。<br />
毎朝、縁台に置きっ放しの猫の食べ残しを狙ってやって来るのだ。<br />
オナガよ、おまえも子供を産んだのかね・・・？とぼんやりした頭で考える。<br />
９時、再び産院に電話。<br />
「どうします？来ますか？」と聞かれるが、何せ初めてなものでどれくらい痛ければ<br />
「本格的な陣痛」なのかが分からない。<br />
結局「いいです、もう少し様子見ます」と答えて愉快犯のような通話になってしまった。<br />
あの時の助産師さん、ごめんなさい。ただ、安心したかったんです。<br />
その後コテッと眠りに落ちる。</p>
<p>★７月６日　お昼</p>
<p>出かける前に夫が何か買ってくるものあるか？と聞くので<br />
風味絶佳「ミルクキャラメル」を頼む。<br />
このキャラメルはぬまぶのスッサン全体のお守りになった。<br />
３時間ほど眠ったら、痛みの間隔が空き１５分から２０分ほどになっている。<br />
間隔は開いたものの、痛いは痛い。<br />
痛みの程度は「酷くお腹をこわしてトイレにたどり着けずうずくまる」感じ。<br />
一応連絡することになっていたので、再び産院に連絡する。<br />
「胎動はありますか」と聞かれ<br />
そういえば昨晩から一度も胎動を感じていないことに気づき怖くなる(ただ痛くて<br />
気がつかなかっただけなのだが)<br />
念のため、診察を受けることになる。<br />
自力ではとても辿り着けそうにないので、家の前に呼んだタクシーに乗り込む。<br />
運転手さんは５０代後半くらいの男性だった。<br />
産院にお願いします、と言ったら<br />
「本当におめでとうございます。良かったですね」とぽつぽつ語るに、<br />
運転手さん夫婦は長いこと子供を望んでいたが、ついに授からなかったのだという。<br />
「それで代わりに近所のよその子ども達を可愛がっているんですよ。<br />
子供たちも『ア、アノおじさんの家に行けばお菓子がある』なんて言って慕ってくれてね・・・<br />
女房と二人で買い物にいった時なんかもつい、『ア、これは●●ちゃんにぴったりだ)<br />
なんて言ってつい箸や茶わんを買ってしまったりするんですよ・・・』<br />
静かな声でそんなことを言う。<br />
そしてぬまぶを気遣ってそれはそれはやさしい運転をするのだった。<br />
お金を払うときはぬまぶの眼をじっと見て<br />
「良い子がきっと生まれますよ。頑張って」<br />
ですって。<br />
うっうっうー。<br />
その時ぬまぶは陣痛サーフィン中だったから録にお礼も言えなかったけれど<br />
嬉しかった、嬉しかった。名前も知らないけれどあの時の運転手さんよ、ありがとうー。</p>
<p>★出産記　２にツヅク</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
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    <category>未選択</category>
    <link>https://puwapuwaninpu.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E5%87%BA%E7%94%A3%E8%A8%98%E3%80%80%E3%81%9D%E3%81%AE%EF%BC%91</link>
    <pubDate>Thu, 14 Aug 2008 14:21:29 GMT</pubDate>
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